境界性悪性腫瘍とガン保険

今回境界性悪性腫瘍を摘出したわけですが、悪性腫瘍と名がつくくらいだしガン保険の対象になるのかしらとふと思い、加入している富士生命さんに電話してみました。



一回目に電話した時にはあくまでも確認ということであまり自分の状態を調べずに分かっている情報だけで電話しました。



なので、境界性悪性腫瘍を摘出したのですが。。というニュアンスで話したところ境界性悪性腫瘍はガン保険の適用範囲外ですと言われ終わりました。



ガーン。。。と思いましたが、これから場合によっては抗がん剤治療なども出てくるかもしれないのに境界性悪性腫瘍だから適用範囲外というのはおかしいと思い、もう少し資料を見てみました。


そこには「悪性新生物」という単語と「上皮内新生物」を対象に給付金が出るという風に書いてありました。



なので次の回診の際、先生に今回摘出した境界性悪性腫瘍は上記の悪性新生物や上皮内新生物というのに該当する可能性はありますか?と聞いてみると「大いにあります。」との事でした。



先生の説明によると

悪性新生物は世間一般がイメージする「癌」のこと。どんどん増殖して、組織に浸潤(しんじゅん)して転移するような本来自分の身体を作る細胞が突然変異してしまった細胞の塊の事。



上皮内新生物というのは、同じガンである事に違いはないけれど、まだ転移などの恐れが出てくる浸潤(しんじゅん)などがない、腫瘍の塊の中にある状態の癌なのでその周りの腫瘍と共にとってしまえば治療は終わるような言ってみれば癌の卵みたいなもの



との説明でした。



なるほど。。。ぜひ上皮内新生物だといいなぁ。もしくは術中迅速診断も先生たちの見た感じの判断も外れてただの良性卵巣腫瘍だといいなぁと思いました。



まぁ、それはおいておいてやっぱりガン保険の適用範囲になる可能性あり!ということでもう一度電話。



境界性悪性腫瘍を摘出した事

まだ生体検査の最終診断は出ていないが先生の話では悪性新生物や上皮内新生物の可能性も考えられること

など話した結果、無事手続書類を送ってもらえることになりました。



本来ならば生検結果が出てからの方が望ましいそうですが、何度も書類のやり取りのためだけに病院に足を運べる身体状態ではない事を伝えると、生検の結果悪性新生物でも上皮内新生物でもなかったらこちらから一報電話をいれるという約束の元申請書を送ってもらう事になりました。



柔軟に対応してもらえて良かったです。



そしてがん保険入っておいてよかった。

やるやらないは別として、抗がん剤治療という言葉が出てきた時やはり気になるのは費用の話。



いくら高額療養費でカバーできる部分があるとはいえ、月々の収入は減り支出が増えるというのは精神的によろしくないのでそこを補填してくれる保険という仕組みはありがたいですね。



一人目の妊娠がわかった時、一番最初にした事が自分の医療保険、がん保険、そして学資保険に入るという事でした。



これからは自分だけではなく家族のために生きなくてはいけないと思ったからですかね。

こんなに早くお世話になる可能性が出てくるとは予想もしていなかったけれど入っておいてよかったです。



まぁ、使わないに越したことないんですけどね。2週間後の診断結果が出るまであまり考えないようにしながら過ごそうと思います。





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