卵巣がんに対する新しい検査

私がなった卵巣境界悪性腫瘍は良性の卵巣嚢腫である成熟奇形腫の一部に未熟奇形腫といわれる分裂速度も早い神経細胞などが含まれていてその部分を指して卵巣がんと言われていたのですが、ありがたい事に偶然息子の頭がお腹にあたり大きくなった卵巣がねじれる事で激痛が起こり病院に行きエコーで見つけてもらったという経緯がある。

痛かったし、子宮、卵巣を摘出することになったけど早期に見つかったことにより、分裂が早い神経細胞組織の量は腫瘍全体のなかでは少なくてステージ1の状態で見つかった。

これはラッキーだったと思います。

卵巣がんは症状がわかりづらく、若干太ったかなぁとか便秘気味?とか出てくる症状が女性ならなんとなくあまり気に留めない程度のものが多い。激痛が走るけいねんてんになるのも必ずではないらしい。

なので気がついた時にはステージが進んでいて全摘、抗がん剤などの処置をするなどハードな治療を強いられることが増えるそう。
サイレントキラーと呼ばれています。

しかし、子宮頸癌や乳がんと違い定期検診がないため自らが婦人科に行かないとチェックできないのです。

なので妊娠して子宮をエコーで見るときにたまたま先生が卵巣もエコーで見てくれて
腫れてるのを指摘してくれて見つかったりする人もいるんですね。

さらにさらに、卵巣という袋状のものにはいっているガンだから実際手術で摘出しないと具体的なことがわかりづらいというポイントもあるのがもどかしい。
生研するためにぷすっと刺してがん細胞が含まれている液体が腹膜内に出てしまう
可能性があるからと言われたら納得ですけどね。

だけれども下記のニュースを見つけました!
血液検査+AIのディープラーニングを駆使して卵巣がんチェックの制度が上がるそうです。

AIが血液から卵巣がんを90%以上の確率で判別

https://newswitch.jp/p/17637

これは素晴らしいですね。

女性が自ら婦人科に検査しに行く事をしてくれたらきっと卵巣がんは早期発見早期治療で亡くなる方の数は激減しそうです。

ぜひ、自分は大丈夫とか時間がないとか、ガンじゃなかったら診察行く時間自体もったいないとかではなく受けていただきたいです。

世界で七番目に多いのが卵巣がんです。
女性で卵巣を持っていたら誰だってなる可能性のあるガンです。

ぜひ、検診受けてもらいたいです。

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