乳房痛のその後

お問い合わせを頂いたのでその後乳房痛のその後について書きます。

卵巣がんを摘出するために両卵巣、子宮、大網をとった私の身体は
エストロゲンをほとんど生産できなくなったので、ホルモン補充療法として
エストラーナテープを2日に一回のペースで貼っています(結構忘れて何日も
つけっぱなしや、反対に貼り忘れて何日もというのもありますが。。。)

それが直接的な原因かどうかはわかりませんが、乳房痛が始まり、搾ったら
乳のような液体が出た!というのが始まりでした。

それが1月末頃から始まったんだったかな。
現在は7月、約半年たちました。

現状としては、乳房痛はほとんど感じなくなりました。
そして胸がはる事もなく、搾っても液体も出る事もなくなりました。

主治医には乳房痛がある事を伝え、可能性は少ないけどという言葉と共に
エコーで乳がんチェックをし、血液検査でホルモン分泌異常がないかを
確認してもらい特に問題なしという事を踏まえ
年齢が37歳で、閉経するには早い時期でこれから先の事を考えると
あまり長い間女性ホルモンが欠如していると更年期障害の症状に悩む可能性が
あるのはもちろんの事、それ以上に動脈硬化や、骨粗しょう症、そして極めつけが
パーキンソン病発症のリスクが上がるのでホルモン補充療法は継続した方が
いいと思うというアドバイスをいただきました。

そして私もそれに同意し、ホルモン療法を続けています。

結果今は乳房痛もありませんし、ありがたいことに一度も体感としての
更年期障害もないので続けてよかったと思っています。

身体はとても複雑で、これをしたからこれになるという単純なものではない
ということを認定がん専門相談員の勉強をして感じています。

ニンジンジュースを飲んだから、免疫力がバリバリ上がってがん細胞も
出てこない!なんてことはないでしょう。
運動しまくって免疫細胞がパワーアップしてがん細胞を殺しまくる!というのも
ちょっと短絡的すぎかと思います。

身体に必要なものを適量食べて、体のポンプ機能を上げるためにも適度に運動して、
身体の新陳代謝を上げるためによく水分を取り、よく眠る。
そしてあまりにもストレス多いと心も体もしんどくなるので無理しない。

自然が一番。

こう思います。

そして自分の身体に起きていることがわからない、腑に落ちないというのは
とてもストレスフルなので、しっかりと主治医と関係構築を図って
分からないことは聞くのが大切だと思います。

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