癌になった時の情報収集の仕方

ガン、もしくはがんの可能性があると言われた時から私は
情報検索魔になりました。片っ端から”卵巣境界悪性””悪性腫瘍 卵巣”
”卵巣 がんの卵”などなど思いつくキーワードを入れてネットで
情報の海におぼれていました。

正直、よくわからないことが怖くて何が最善の方法なのか
この後どうなっちゃうのかもわからないと軽くパニックでした。

そして色々な人のブログを読んだり、どこかのお医者様が学会で
使ったらしい資料を見つけて読んでみたり断片の知識を取り込んで
それをお医者様と話せるときに聞くという感じでした。

しかしですね、実は一番最初に見るべきものがあってそれは

”ガイドライン”というものですね。

卵巣境界悪性については卵巣がんガイドラインにばっちり書いてあります。
とても分かりやすくまとまっています。

よくお医者様がおっしゃっている標準治療というものがなんなのかも
分かります。

本当になぜ、この存在をお医者様は先に教えてくれなかったんだろうと
今でも思います。

なのでこのブログにリンクを張ります。
卵巣がんのガイドライン
※それ以外のガイドラインも豊富にありますので他の病気の
ガイドラインを調べている方はこちらのリンクで見てください。
Mindsガイドラインライブラリ

そしてこのガイドラインで読んで、さらに情報が欲しかったら今度は
国立がんセンターのがん情報サイト”これがおすすめです。

上記の2つは国からの助成金も使いながら運営されているものなので
情報の質がいいです。もちろん、ガイドラインには年代が古いものもあるので
しっかりと確認して使う必要はあります。

よく巷で聞く免疫療法がなぜまだ標準治療じゃないのかということも
これらのサイトを読んで理解しました。

標準治療というのは、ほとんどの人にとってリスクが少なくメリットの多い
治療法として確立されているものをいうのだということを理解しました。

そして治験などで試されている薬や手法は今参加することの意義としては
未来の患者さんの為のデータサンプルとして活用されるということなのだということ。

すべての癌になってしまった方に
情報をしっかりと理解して納得のいく治療を選択してもらえたらいいなと思います。

ほかにもよさそうなサイトリストをブログのTOPページにはりました。
スマホやタブレットだと表示されないので、
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