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乳房痛の原因

2018.10月に卵巣境界悪性腫瘍ステージ1のがんで子宮、卵巣全摘出手術をしたことで卵巣欠乏症、簡単に言うと女性ホルモンが身体の中で作れなくなってしまったので動脈硬化症や骨粗鬆症予防、そして若年更年期障害の症状を緩和するためにエストロゲンをテープを貼って補充する治療を年末からしています。 そのせいなのか何なのか、二人目の授乳が1年半前に終わっているはずなのに乳房が痛くなり絞るとクリーム色の初乳のような物が出ました。 最初は乳がん?!とビビるも両方から出るし、赤い物も混じっていないしでその可能性はないだろうと思いながらも結構痛かったので病院で相談しました。 すると、可能性として甲状腺異常、下垂体を腫瘍が刺激しているかもしれない、と恐ろしい可能性を示唆され、粛々と乳房のエコー検査とホルモン値を調べるために1本4,000円!の血液検査を受けたりしていました。 今日やっとその結果が出たので話を聞きに行きました。 結果、甲状腺ホルモン、視床下部が影響するプロラクチンともども平常値で脳内に腫瘍があるとかなんかやばい状態にある感じではありませんでした。ほっと一安心。 では、この乳房痛と分泌物は何なんだ?となるのですが、これは原因不明。 一応は名前があって“乳汁漏出症”というものになるそうです。 あまり痛いのが続いたり、生活する上で不便に感じたりするようならプロラクチンを下げる薬を飲んで治療も可能とのことでしたが、これ以上薬は飲みたくないのでやめておきました。 でもあまりに長く続くと乳がんとかまたなにか違うものが影響してるかもしれないということをしっかり調べる必要が出てくるそうなので一日も早く止まることを期待したいと思います。 本当にいろんな病気があるんだなぁ。

癌(がん)になる確率

よくテレビで2人に1人はがんになる時代と言っていますが実際そうらしいです。 でもこの数字はあくまでも老若男女すべてを入れた数字です。 しかし、この数字を働く世代と言われる20代から60代に広げると なんと3人に1人になる。思った以上に多いですよね。 何気に意識していなかっただけでがんになる人って身近にもたくさん いるかもしれないということなんです。 さらにさらに驚くことに20代から30代で見るとがんになる 人は男性よりも女性のほうが多いというデータが。 そう。女性は乳がんや憎っくきヒトパピローマウイルスのせいで 子宮頸がんになる可能性もあり若い女性は思いのほかがんになる可能性が 高いそう。 自分が卵巣がんの一歩手前の卵巣境界悪性腫瘍になったことでがんについて 興味をもって調べ始めると、自分がいかにガンの事を知らなかったかを 思い知らされました。 そして、知ることでよかったこともたくさん出てきました。 まずは、ガンは治らない病気ではないということ。 よく早期発見早期治療という言葉を聞きますが本当にこれは大切で ステージ1で見つかったがんは治療するとその後の生活に支障があまりない。 皆さん、ぜひ周りの人にもがん検診行くように勧めましょう! そしてがんになった、もうすぐ死ぬというのも誤った考えで ステージ1より進んでいるものでも5年生存率は飛躍的に向上しているということ。 ステージⅤだ、見つかって間髪入れず亡くなるというのはほんの一例だそうです。 がんになった、それでショックを受けて仕事も周りに迷惑をかけるから といって辞めてしまう人もたくさんいるそうです。 しかし今は国全体で 治療と仕事の両立支援 をしていこうという方向で動いています。 この動きが証明しているように、ガンになったからもう何もできないという時代は 終わったということ。知らないだけで通院しながら働いている人もいる 時代になっているんです。 私自身、ガンになったことでより精力的に自分に出来ることはなにかを 日々考えながら生きていこうと思うようになりました。 やはり動かずいると鬱々しちゃいますし余計ない事考えてしまいますからね。 そういう時以前と変わらず動ける環境、受け入れてくれる人がいるのは 幸せだなと思います。 さらに...

癌になった時の情報収集の仕方

ガン、もしくはがんの可能性があると言われた時から私は 情報検索魔になりました。片っ端から”卵巣境界悪性””悪性腫瘍 卵巣” ”卵巣 がんの卵”などなど思いつくキーワードを入れてネットで 情報の海におぼれていました。 正直、よくわからないことが怖くて何が最善の方法なのか この後どうなっちゃうのかもわからないと軽くパニックでした。 そして色々な人のブログを読んだり、どこかのお医者様が学会で 使ったらしい資料を見つけて読んでみたり断片の知識を取り込んで それをお医者様と話せるときに聞くという感じでした。 しかしですね、実は一番最初に見るべきものがあってそれは ”ガイドライン”というものですね。 卵巣境界悪性については卵巣がんガイドラインにばっちり書いてあります。 とても分かりやすくまとまっています。 よくお医者様がおっしゃっている標準治療というものがなんなのかも 分かります。 本当になぜ、この存在をお医者様は先に教えてくれなかったんだろうと 今でも思います。 なのでこのブログにリンクを張ります。 卵巣がんのガイドライン ※それ以外のガイドラインも豊富にありますので他の病気の ガイドラインを調べている方はこちらのリンクで見てください。 Mindsガイドラインライブラリ そしてこのガイドラインで読んで、さらに情報が欲しかったら今度は ” 国立がんセンターのがん情報サイト ”これがおすすめです。 上記の2つは国からの助成金も使いながら運営されているものなので 情報の質がいいです。もちろん、ガイドラインには年代が古いものもあるので しっかりと確認して使う必要はあります。 よく巷で聞く免疫療法がなぜまだ標準治療じゃないのかということも これらのサイトを読んで理解しました。 標準治療というのは、ほとんどの人にとってリスクが少なくメリットの多い 治療法として確立されているものをいうのだということを理解しました。 そして治験などで試されている薬や手法は今参加することの意義としては 未来の患者さんの為のデータサンプルとして活用されるということなのだということ。 すべての癌になってしまった方に 情報をしっかりと理解して納得のいく治療を選択してもらえたらいいなと思います。 ほかにもよさそうなサイ...

乳房が痛い!

2018.10月に卵巣境界悪性腫瘍を摘出してから もう半年。 早いですね。 今は、3ヶ月に一度の血液検査、 膣内組織を使った細胞診、CT検査と 超音波検査で乳がんチェック。 あとは先生の診察を受けて大量の エストラーナテープをもらって帰る こんな感じで平和に暮らしています。 が、1ヶ月ほど前から乳房がピリピリと 痛くなってきました。 多分、ホルモン以上のせいなのかな? なんて思いながらも先生に相談して 今日2ヶ月前にやったばかりの超音波検査を 再度受けてきました。 結果はGW明けに聞きに行きます。 なんともないといいな。 そして、そうだ、髪の毛が傷んできました! これはもう確実に今回の手術で受けたダメージか、女性ホルモンが少なくなくなったからなのかと思います。 髪の毛をすくって下に引っ張るとプチプチーっと細かい毛が指の中に残ります。 先がもうパッサパサで痛みがひどい。 なので、時間を見つけて髪の毛短くしに行こうと思っています。もうどうにもならないもんね、傷んでしまったものは。 髪の毛切っても死ぬわけじゃないしね。 肌に関しては、去年から始めた手作り化粧水を継続中。 暖かくなってきて痛みやすくなってきたので100ml作っていたのを50mlにして冷蔵庫に入れ一週間で使い切るようにして使っています。 最近のレシピは シアバターoil+フランキンセンス+ローズヒップ+ラベンダー+日本酒+精製水 お肌の調子はバッチリです。これからもニオイを楽しみながら使っていこうと思います。

更年期障害の症状について

2018年10月に卵巣境界悪性腫瘍と共に左右の卵巣と子宮を摘出したので、2018年12月に受けた血液検査の結果によると私の身体の中にはもう計測できる量の女性ホルモンはありませんでした。 それにより更年期障害が始まるはずだったのですが2019年2月現在、よく言われる手のしびれ、めまい、ほてり、イライラ、お肌の不調等に悩むことなくきております。 やはりこれはエストラ-ナテープのおかげなんでしょうかね。 ありがたい限りです。 今のところかぶれることもなく、2日に一度貼りかえるというのはよく忘れてしまいますがちゃんと使えています。 以前はこのホルモン療法により乳癌の発生率が高くなるということで 患者さんに出しても自分で使うのをセーブしてしまう方もいたそうなのですが 貼り付けるタイプのホルモンテープから補充されるエストロゲンの量は 口から飲むタイプの薬よりも少量でそれにより乳がんになるのは1000人に7人くらい というレベルだそうです。 それよりも、エストロゲンがなくなることによる骨粗しょう症や動脈硬化に よる病気になるリスクのほうが断然高いので処方されたら素直に使ったほうが メリットは大きいと思いました。 しかしね、、、忘れるんですよね。 貼るのは忘れるのに、先生がそのことを相談したときにおっしゃった 「やせ薬や美肌薬と思ったら忘れないんじゃないですかね? 」 というジョークのほうが頭から忘れられません笑

卵巣境界悪性腫瘍のセカンドオピニオン

先日、2018年10月末に手術した卵巣境界悪性腫瘍の今後の治療に関してがん研有明病院にセカンドオピニオンをもらいに行ってきました。 私の場合、出産もこれ以上希望もなかったこともあり両卵巣、子宮すべて摘出しているのでこれ以上何を聞いたらいいのか正直わからない部分もあったのですが家族や周りから免疫療法をしたほうがいいのではとか、ホルモン療法によってがんが再発するのではないかなどなど言われることもありとりあえずベストは何なのかということを聞きに行ってきました。 やるからにはベストをと思い、事前にカルテや生検のプレパラートも送りました。 セカンドオピニオンは完全自費の自由診療なので、30分の診療に検査費込みで5万弱! 高い!!高いお金を払うからにはしっかりと調べて聞き漏れがないように挑もうと思いました。 しかし、ずーっと考えてもあまり何も浮かんで来ないんですよね。 免疫療法も調べてみるとキラー細胞を増幅させて身体に戻して攻撃力を上げて癌を叩く!とはいってるものの、結果に個人差があるから未だに標準治療になってないわけだしなぁ。それに対して最低でも300万近くかけるって言われてもあまり琴線に触れず。 再発も、もうなるかどうかなんてわからないわけで先生に再発しないためにどうしたらいいですか!?!って聞いてもわかりませんといわれるに決まってるしなぁ。。。 聞くことが浮かばないということになってしまい数日前までウンウン悩んでいました。 そして当日。 病院に行って思ったことは思った以上に若い方も多いってこと。 後々調べてみると20代-30代までは女性のがん患者さんの方が乳がんや子宮頸癌がある事から%は多いんですね。お子さん連れの方も多くいてなんだか自分は特別ではないんだなと気づきました。 いざ先生とお話してみるととても明るく気さくな先生でとても素敵な方でした。 そして、自分の腫瘍についてさらに細かく教えていただきました。 卵巣境界悪性腫瘍であることに間違いないこと。ほとんどが成熟奇形腫であり良性であるが一部、神経細胞などが含まれていてそれが未熟奇形腫と言われる部分。 所々にあるもののほんの少量であることからグレード1という診断にも間違いないこと。 ベストな治療法として腫瘍及び卵巣、子宮と大網を取る方法が良くてそれを私の場合している...

境界悪性腫瘍のがん保険結果

卵巣の境界悪性腫瘍を摘出してから 3ヶ月ほど。申請していたがん保険の審査が無事終わり保険金が振り込まれました。 私が入っていたのは富士生命(今はFWD富士生命保険株式会社)のがん・ベストゴールドαというものです。 これは、基本が無解約返戻金型悪性新生物療養保険というのがあって、生検で悪性新生物という診断がされると一括でまとったお金が振り込まれるというもの。それに、自分で必要だと思う項目を足していってオリジナルの保険内容にするというものでした。 当初、がんになる予定はなかったので必要最低限の保証でいいやと思い、この悪性新生物だった場合のものにプラス上皮内新生物診断給付金というものだけつけて申し込みました。 女性はこのステージ0とも言われる上皮内新生物のがんを見つける確率が 男性より高いので必ずこの項目があるものを選びなさいと 乳がんになった知り合いから勧められていました。 今回私の境界悪性腫瘍は悪性新生物ということで診断がつけられていたのでまとまった額の給付金が振り込まれました。 ちょこちょこ病院に行ったり、 ホルモン療法のお金が月1000円くらいですが かかる、病院に行くときに子供を預けるお金など、 少額ではありますが毎月の出費は確実に増えているのでありがたい限りです。 更には今後の保険料免除というのも嬉しいです。悔やまれるところとしては治療費もカバーしてくれる項目をつけなかったところですね。。。目先の利益にやられてしまった。 しかし、今後転移したときのことを考えると、先進医療特約もあるので使いたくはないけれどなんか安心です。 手術後始めて、がん保険の窓口に電話した時 境界悪性腫瘍はがんではないので無理と言うようなことをいわれて諦めかけましたが冷静になって再度アクションを起こしてよかったです。 今回の事で保険会社と話をする時には病名ではなく腫瘍の種類が一番大切なのだということが理解できました。 とりあえず、給付金がおりて一安心しました。 にほんブログ村 卵巣境界悪性腫瘍